花蜜のしたたり

いい歳でもエロスがなければ生きていけない。

時折、妻が無性にキライになる

時折、妻が無性にキライになる。

「さびしい人ね」と妻に言われてカチンときた話しも書いたが、最近も似たような出来事があった。

テレビでプロ野球中継を観ていて、「上の方の席までいっぱいだねぇ」と妻が言うので、「俺は内野に近いいい席でしか観たことないなぁ」(実際そうなのだが)となかばふざけて言ったところ、

「ああ、過去の栄光ね」 と、切り返された。

「……」

実際、民間企業にいた頃には、多額の宣伝費を扱っていたので、何かの機会につけて、いろいろなチケットなどが取引先などから提供された。そういうチケットなので、劇場にしてもスタジアムにしても、大抵いい席のチケットが回ってくる。

今は紆余曲折あって行政勤務であるので、持っている予算も大きくないし、もちろん民間企業から提供される物品などはもちろんもらえない。以前に比べれば年収もかなり下がって地味な毎日だ。

贅沢言ってはいけないが、以前と比べて今ひとつ満足できておらず、そんなことを身にしみて感じているのは誰よりも私自身だ。今までの長い職歴が地層のように積み重ねられていることもあって、amazarashiの歌ではないが「昔の自分が仮想敵」でもある。

妻は変わらず専業主婦で、そんな私の思いなど知ることなく、私に向けて「過去の栄光」などとサラリと言ってのけるが、自分に対する私の発言には過剰に敏感だったりする。

相変わらず家の中は乱雑だし、そんな妻は積極的に仕事を探すわけでもなし…。

ということで、時折、妻が無性にキライになる。

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