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カフェ店主を部屋に連れ込み(2)

私の部屋で少し落ち着かない素振りの彼女にコーヒーを淹れた。

単身赴任部屋のダイニングテーブル兼デスクに座らせた彼女とたわいもない話をし始めたが、私はちょっと上の空。飲み終わる前に、どうにか彼女を引き止めたい…。

「帰るの?」
「う、うん、そろそろ」
「帰らなくてもいいんじゃない?」
「そういうわけには…」

悪戯っぽく笑う彼女。でも、当然ながら、私のたくらみは来る前から察していただろう。

窓際から外を眺める。そのあたりでは高層階だった私の部屋からはそこそこの視界が広がる。

「意外に高いですね」などと、とりあえず言葉をつなぐ彼女を背後から抱きしめる。

抵抗しない。反射的に少しだけ肩をすぼめた気がする。

うしろから、首筋、ほほに軽くキス。
くるりとこちらを向かせ、唇にキス。

最初は唇を合わせるだけだったが、私が舌を入れていくと、それがスイッチだったかのように彼女の舌が反応し始める。絡み合う舌と舌…。少し離れてはまた重ね、唇と舌を絡めあう。

キスしながら、彼女の片方の胸に手をかける。形のよさそうな、程よい大きさの胸をすっぽりと右手の中に収め、親指と他の四本指で軽く挟む。

「ううっ」

ふさがれた口から小さな声が漏れるが、それでも拒むことはない。

制服代わりに着ているブラウスの上から、さらに少し強く胸を揉む。

「あっ、だめっ、あっ」

窓際に置いてあるベッドに促し、その端に座らせると、そのまま押し倒し、彼女に覆いかぶさった。

唇、まぶた、首筋…さらに唇を這わせながら、右手でブラウスのボタンを外していく…。

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